作り手
新潟の南部に位置する「松代町」。豪雪地帯の松代町は、綺麗な空気と雪解けの清らかな水が育む優良な農業産地。関東から移住された「宮原ご夫妻」は、米どころ魚沼でも珍しい、自然農法のみで10年間稲作をされています。
機械は一切使用せず、肥料も農薬も使わない正真正銘の循環型農業は、米粒の大きさ・味わいなど、現代農業よりも不安定となりますが、それも含めて「それが古代から続く米本来の味」という徹底した拘りを持ち栽培されています。米どころ新潟でもここまで徹底した自然農法を「専業」としてやっている方は皆無。頑固一徹、宮原家が作る米をぜひ一度ご賞味ください。
ぬながわ村農園の米づくり
春から始まる米作りに向けて
種の準備
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1
昨年収穫した中で出来が良かった籾を翌年の種として繋ぎます。
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2
ノゲと言われる籾についたヒゲをふるいにかけて取り除きます。
米づくりの始まり
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3
苗代(なわしろ)と言われる稲の苗を育てる場所の除雪をします。
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4
種まきの準備。
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5
土詰め。
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苗代づくり。
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7
種まき。
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種まきした苗箱を苗代に並べます。
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9
1か月もするとこのように青々とした稲が育ちます。
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10
田植え前に田均しをして線を引きます。
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田植えはひと苗ひと苗手で植えていきます。
田んぼ、田んぼ周りの草取り
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稲の生育にも影響が出るので、田んぼの周りの草を刈ります。
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田んぼの草取り。除草剤を一切使用しないのでこの様な格好でひたすら雑草を取ります。
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ひたすら取り続けます。
丁寧に育てた稲の収穫、
はぜ掛け(天日干し)
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一面黄金色に色づいた田んぼ。
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ひと株ひと株すべて手で刈っていきます。
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刈り取った稲をひと束づつはせ場に掛けます。
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2週間ほど天日干し乾燥させます。
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乾燥が終わったら脱穀。新米まであと少し。
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籾摺り・選別・精米を行い出荷。
自然にあるがままの水田での
昔ながらの農法と自然栽培
この他に弱くなった畦の補強や田んぼの肥料を撒いたり、はせ場の解体、籾すり、手選別などやる事たくさん。
ぬながわ村農園では自然にあるがままの水田にて昔ながらの農法と自然栽培を実践しています。
自家採種した種から苗を育て、作業はほぼ手作業で行い、収穫した稲ははぜ掛けにして自然乾燥させています。
製品概要
- 品種
- コシヒカリ
- 収穫
- 2023年10月下旬~11月
- 栽培方法
- 自然農法
- 肥料
- 藁、雑草
- 農薬
- 不使用
- 栽培地
- 新潟県十日町市松代
- 品種
- ササシグレ
- 収穫
- 2023年10月下旬~11月
- 栽培方法
- 自然農法
- 肥料
- 藁、雑草
- 農薬
- 不使用
- 栽培地
- 新潟県十日町市松代
<ササシグレの特徴>
現代の人気品種である「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」など、もち米系統ではない品種。
アミロペクチンが低く、アミノロースが高いことから、血糖値が上がりにくい特性がある。
アレルギーを持つ方がお召し上がりになっても症状が出にくいと言われていることから、今大注目のササシグレ。
食味は、あっさりとした味わいで、和食のおかずと一番バランスする品種。
昨今の人気品種の特徴が強く・主張が激しい味とは一線を画する「和食のおかずと一緒に食する」ことで真価を発揮するお米。